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妖怪人間ベム 初回放送('68年)オリジナルHDリマスター版 Blu-ray BOX【Blu-ray/アニメ/オリジナル/新品/SORA】 【あす楽対応】のレビューは!?
40代 男性さん
実はブルーレイのプレーヤーはおろか、パソコンのドライブすら持っていないので、せっかく購入した本商品を視聴することは出来ないのです。今後品薄になりそうな物や安く手に入るうちにせめてソフトだけでも買っておこうという訳です。 とはいえ『妖怪人間ベム』は幼少のころからTVの再放送を何度も繰り返し見たうえ、ビデオに録画し、さらにLD・DVDのBOXセットを購入するほど愛しているアニメなので、映像に関してはいつでも見られる状態にはあるのですが。 このブルーレイBOXでは、前回リイシューされたDVD-BOX同様“初回放送('68年)オリジナル版”の映像が収録されており、TVでの再放送、LD版、初DVD化時に不適切だとしてカットされたり改変されてしまった部分がノーカットで収録されているそうです。 一時期、差別的であるとの理由で修正されてしまった作品ですが、元来差別を助長する目的で制作された訳では無いにもかかわらず、ただ時代にそぐわない表現を用いたというだけで一部が切り刻まれた姿はファンとして悲しいものでした。「くさいものにふた」をしてしまうことで、作品そのものの品位や価値を貶めていたといえます。近年はそうした問題のある表現も作品のオリジナリティとして尊重されるようになり、作品を本来あるべき姿で見られるだけでなく、様々な映像、音声における表現にも真正面から向き合うことが出来るようになったと思います。 と何やら小難しい事を書き連ねましたが、結局のところTV初放映から46年経って尚『ベム』の面白さに変わりはなく、全26話一話完結のエピソードひとつひとつが見事なアイデアとストーリー展開をもって、30分枠の限られた時間の中に凝縮されており、近年のアニメには無い充実感が味わえるのです。 どの話も実によく出来ていますが個人的に大好きなエピソードは第17話「博物館の妖奇」。今でもゾッとするコワさがあります。